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春節

中国の新年「春節」
海外でその国ならではの祝祭日を迎えるのはまた一風楽しい経験になります。たとえば、中国でお正月以上に大切なのは、「春節」です。お正月はお休みは1日しかないのに対して、春節は3連休です! 
春節は、中国人にとって最も重要な祝祭日のひとつです。
旧暦の元旦は、現在の2月10日ごろになります。
春節前の夜は、大みそかの夜にあたり「除夕」といいます。午前0時の時報とともに花火があがります。そして爆竹を打ち鳴らすのが、古くからの習慣です。ただし、あまりにもエスカレートしてしまったため、大都市では現在、爆竹禁止令が出されています。とはいえ、ガンガン鳴っているようですが。
春節には、街が赤い色一色になります。1年で最もおめでたい日なのです。

お正月は「旅行代金の最も高い時期のひとつ」です。それならば、少し値段が落ち着いた2月10日前後からの旧暦元旦に出かけてみてはいかがでしょう。ただし、日程が許したならばですが。
そして上海の祝日を満喫してみてはいかがでしょう?

ただし、春節には家族一堂が会して新年を祝うのが、中国のならわしなので、この時期は、特に春節前の夜には北京や上海から地方へ、また春節後には地方から北京、上海へと向かう人たちが列車など、交通機関は超満員です。上海旅行・観光に訪れた人たちには、観光には、ちょっと不向きかもしれません。それでも春節ならではの料理「餃子」を、土地の人たち式に食べてみるのもいいのでは?

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posted by 世界遺産 世界博物館 記録の細道 at 14:56 | Comment(0) | 上海旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界遺産の街と門

モロッコ
世界遺産の街と門
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モロッコでユネスコの世界遺産に登録されているのは、
1.ファズ・エル・バリの世界最大のメディナ(旧市街)の町並み、2.マラケッシュのメディナ、
3.古都メクネス、
4.ウォルビリス、
5.ティトゥアンのメディナ、
6.エッサウッィラのメディナ、
7.アル・ジャディーダのポリトガル都市
8.アイト・ベン・ハドゥの8つです。

特徴として、町並み全体が遺産登録されていることに気づきます。特にモロッコでは、メディナ(旧市街)と、それを取り囲む城壁、そしてそのメディナへの入口であり、また出口でもある、門に着目してみると面白い発見があるかもしれません。

メディナは歴史の遺物ではありません。そこには今も、多くの人びとの生活が昔と変わらない喧騒でうごめいています。

モロッコを訪れたらなら、ぜひ、それぞれの町の「門」に着目してください。
たとえば?
★マラケッシュ
・アグノウ門(マラケッシュで最も美しい門のひとつとといわれる門。)
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★フェズ
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・スマリン門(王宮から少しいったところの白い門)
・ダカーキーン門(スマリン門からフェズ・エル・ジェディド通りを行ったところ)
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・ブージュルード門(★メディナの入り口にあるフェズ最大の門)
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★古都メクネス
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・マンスール門(北アフリカで最も美しく、有名な門のひとつ。「改宗者の勝利の門」という意味。)
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・ベルダン門(「荷鞍の門」という意味。ザルフォーン山の美しい景色を望む)
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★ラバト
・ルワー門(ムワッヒド朝の塁壁のなかでも、ほとんど昔のままの姿を残している門。ルワーとは「風」という意味をもちます。)



posted by 世界遺産 世界博物館 記録の細道 at 13:39 | Comment(0) | 世界遺産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エンターテイメント

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エンターテイメント
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中国には地方によって伝統的な芸能があります。日本でおなじみの中国伝統芸能というと、「京劇」を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。京劇は、北方地方のものです。上海の場合は、「上海雑技団」や「越劇」が有名です。
上海旅行・観光の思い出に、夜、ちょっとお出かけしてみるのもいいかもしれません。日ごろ、日本ではあまり観劇などする時間的、精神的余裕がない人も、旅先でならゆったりとした時間をすごすことができるかもしれません。早めの食事を済ませて、でかけてみましょう。

・上海雑技団
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上海雑技団は、動物を使ったかわいい芸や息をのむような技を披露してくれるサーカス団です。旅行者だけなく、もちろん地元のご家族づれにも大変な人気です。催しものは毎日変わることから、上海旅行・観光のリピーターで前にもみたことがある、という人も、また訪れてみる価値はありかもしれません。ただし・・・残念ながら、パンダは登場しません。
切符は、ダフ屋から買うと高く売りつけられるので要注意です!

・越劇・・・ユエジュー
越劇は、上海で最も人気のあるエンターテイメントです。上海の南の方の地域を発生の地とする、日本でいう宝塚のような劇団といったらいいでしょうか?
越劇は、女優を中心とする、なかなか色っぽい劇です。ストーリーも恋愛もので、哀愁と甘いけだるさを漂わせるその展開は、一度観るとファンになる人が多いというのもうなずけます。衣装の美しさもポイントです。


posted by 世界遺産 世界博物館 記録の細道 at 13:59 | Comment(0) | 上海旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベルダン門

海外ツアー モロッコ 世界遺産 古都メクネス
ベルダン門
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モロッコでユネスコの世界遺産に登録されているのは、8つです。
そのひとつである、古都メクネスには、17世紀に最盛期を迎えた街です。メクネスは、やはり世界遺産に登録されている、フェズなどの町並み(メディナ)と比べると、整然としていて歩きやすいという印象を受けます。
メクネスは、首都機能としては、アラウィー朝のムーレイ・イスマイルの時代のわずか半世紀でしたが、ムーレイ・イスマイルは数多くのすばらしい建築物を残しています。多くの城壁や門、モスクなど・・・これらは、同時代にヨーロッパでその栄華を誇っていたルイ14世のヴェルサイユ宮殿に対抗しようとしてのこととも言われます。
現在は眠っているかのようだ、と言われる古都メクネスですが、東西南北を結ぶ中継地点として重要な位置にあることはかわりません。また、ユネスコに登録されている「ヴォルビリス」や、聖都「ムーレイ・イドリス」を訪ねるのにも拠点となります。

モロッコの街を歩いていて、いつもふと立ち止まり、新たな思いにさせられるのが、その「門」です。
古都メクネスには「マンスール門」があります。その他、「ベルダン門」と「クミス門」があります。
★ベルダン門
有名な「マンスール門」が、メディナの南に位置し、エディム広場に面して王都エリアへのメインゲートとなるのに対して、ベルダン門は、メディナの北の入口となる門です。ムーレイ・イスマイルによってつくられました。
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ベルダンというのは、「荷鞍の門」を意味する言葉です。昔このあたりでは、荷鞍の製造がおこなわれていたことに由来します。
他の門と同様、そのすばらしい彫刻は目を見張るものがありますが、この門からぜひ、見ていただきたいのが、ここから見渡せるザルフォーン山の美しい魅惑的な景色です。


posted by 世界遺産 世界博物館 記録の細道 at 08:51 | Comment(0) | 世界遺産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マラケッシュ「アグノウ門」

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世界遺産
アグノウ門
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ユネスコの世界遺産に指定されているメディナ「マラケッシュのメディナ」の南側、王朝の近くにそれは美しい門があります。

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マラケッシュの名物、ジャマ・エル・フナ広場からモロッコ銀行のほうへむかってアグノウ門通りを南に進みます。グランド・オテル・タジのある広い交差点を横切り、直進します。そのままずんずん行って、広い道につきあたるまで行き、斜め左に進むと城壁がある広場に出ます。そこに門があります。それがマラケッシュで最も美しい門のひとつとされる、「アグノウ門」です。

アグノウ門は、アーチの周囲は赤と緑の砂岩で馬蹄形や半円形のくりこみ模様で縁どられています。その上の壁には、コーランの詞の装飾文字が刻まれています。

この門は、スルタンが宮殿に行くために使われた門と言われます。ただ死刑に処された罪人の首をさらす場所でもあったと言われ、小さな大砲が備えられています。
スルタンとは、イスラム教で11世紀以降、主としてスンニー派イスラム応用の君主をあらわす称号です。

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スマリン門
その他、マラケッシュには、スマリン門があります。この門は、ジャマ・エル・フナ広場のすぐそばです。フナ広場の北側、マグレヴ銀行を背にして正面にあたるところに屋台があり、その右側にごちゃごちゃと店が並びます。ここがスークの入口で、陶器のスークを抜けたところにあるのがスマリン門です。
モロッコを訪れたら、その城壁に囲まれた都市とその入口?出口?である、美しい門を回ってみるととても面白いです。




posted by 世界遺産 世界博物館 記録の細道 at 10:57 | Comment(0) | ・世界遺産 メディナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

古都メクネス

世界遺産 モロッコ
古都メクネス
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モロッコでは現在8つのユネスコ世界遺産があります。jyamaefufuna.jpg
1.ファズ・エル・バリの世界最大のメディナ(旧市街)の町並み、2.マラケッシュのメディナ、
3.古都メクネス、
4.ウォルビリス、
5.ティトゥアンのメディナ、
6.エッサウッィラのメディナ、
7.アル・ジャディーダのポリトガル都市、
8.アイト・ベン・ハドゥです。


古都メクネス
mekunesu.jpgメクネスは、現在のモロッコの王朝アラウィー朝が17世紀?18世紀に都と定めた街です。首都としての寿命は短く、約半世紀ほどでした。メクネスの最盛期は、17世紀のムーライ・イスマイル王の頃です。
彼の死後にたてられた「ムーレイ・イスマイル廟」と、王都の入口にある万スール門とともに、イスラム建築の最高傑作と数えられています。
世界最大のメディナ(旧市街)と比べると、メクネスの建築物は新しく、色鮮やかです。

マンスール門
makunesu1.jpg北アフリカで最も美しいと言われる有名な門です。エディム広場に面しており、王都エリアへのメインゲートとなる巨大な門です。
馬蹄形のアーチは、青と緑のモザイクと彩釉タイルで彩られています。壁の斜め格子の彫刻が美しい陰影を造り、必見です。
この門は、メクネスの最盛期であった17世紀の王、ムーレイ・イスマイルが手掛けた最後の建築物といわれます。彼の死後、息子によって18世紀(1732年)に完成されました。
マンスールという名前は、イスラム教に改宗したキリスト教徒マンスールが設計したことにちなみます。「改宗者の勝利の門」を意味して「マンスール・エルアルージュ門」とも言われます。

posted by 世界遺産 世界博物館 記録の細道 at 09:58 | Comment(0) | 世界遺産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブー・ジュルート門

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世界遺産 メディナ
ブー・ジュルート門

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ブー・ジュルート門は、メディナの入口にあるフェズ最大の門です。
建造は1913年。外面は幾何学文様に彫刻されていて、青色や緑色のタイルの彩が何とも美しく、芸術的。
世界遺産メディナの雑踏に早く吸い込まれたい、という思いを抑え、ここでちょっとカフェで一息もいいのでは?
ブー・ジュルート門をはいってすぐの場所に、「ル・カスバ」というカフェがあります。2〜3階のテラスからは、メディナの喧噪を見下ろすことができます。値段もお手頃で、70DHも払えば、デザートに食後の飲み物までついたセットメニューが楽しめます。名物おじちゃんが赤い帽子をかぶってむかえてくれますので、ぜひ、どうぞ。
カフェのテラスから見下ろしていると、人が次々と門のなかへと吸い込まれ、そして吐き出されてきます。門を挟んで、そのなかは1000年以上前の空気がぎゅっと凝縮されているような職人店や住宅の迷路。その迷路から吐き出されてくるように、ファッショナブルな女性や外国人観光客が現れ、それに混じって、職人街から来たのだろうか、染め皮を背負ったロバや、民俗衣装のシュラバ(フード付きのくるぶしまで届く上衣。風通しがいいので、砂漠の猛暑から身体を守るのに最適。砂もたまりにくいという)に身を包んだ老人がゆっくりと歩いてくるのが見えます。
いよいよ門をくぐり、メディナへ入ります。
門のアーチの間からは、ふたつの塔「ミナレット」が見えます。ひとつは、シディ・ルッザース・モスク、もうひとつは、ブー・イナニア・マドラサです。

旅行人 2005年秋号旧市街をさまよう





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世界のパワースポット【フィンドホーン】

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パワースポット
スコットランド【フィンドホーン】
北欧雑貨 欧州スタイル紀行

フィンドホーンへのいざない―誰もが癒される不思議な場所がある

フィンドホーンへのいざない―誰もが癒される不思議な場所がある

  • 作者: 寺山 心一翁
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本



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スコットランドの北に位置するスピリチュアルな共同コミュニティがあります。それが「フィンドホーン」と言うところで、パワースポットとなっています。

ここは国連からNGOの認可を受けている場所で、多国籍の人350人程の人が暮らしています。今では年間1万5千人もの人々がここにあるエネルギーに魂の気付きや癒しを求めて訪れる土地になっています。

このコミュニティを作った人はある夫婦と子供達3人、友人の6人が仕事を失った為に生活の場を求めて荒れ地だったこの地にトレーラーハウスで住み始めたのが発端だったようです。

その土地には土が無く、砂丘しか無くて農作物を作るのにはとても不向きな土地だったのですが、生活の為に仕方無く育てて見たところビックリする位農作物が次々と出来たそうです。
出来るはずのない土地で野菜や果物が出来た事で地学者達が調べて見たようなのですが農作物が育つ理由がさっぱり分からなかったと言うことでした。

burakrock.jpgそしてこれを育てた人達の愛のパワー
なのじゃないかと言われたそうです。
そんな話からこの土地は愛のエネルギー
満ち溢れているパワースポットとして
知られるようになりました。


A04 地球の歩き方 スコットランド&湖水地方 2008~2009 (地球の歩き方)



今ではコミュニティセンターやログハウスなど建物が建ち、ちょっとした村のような感じになっています。
ここで行われているのがスピリチュアルなセミナーや、教育を行っているようで愛や平和、自分自身について学べるような場所になっています。
愛に溢れているフィンドホーンに是非行ってみてはいかがでしょうか。




posted by 世界遺産 世界博物館 記録の細道 at 06:34 | Comment(0) | ・フィンランドのフィンドホーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界のパワースポット【ブラック・ロック】

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世界のパワースポット
ブラック・ロック
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ハワイのマウイ島に「ブラック・ロック」と言うパワースポットがあります。
この場所はハワイの中でも「奇跡のリゾート」と呼ばれていて、黄金色に輝く海岸沿いに豪華なホテルやコンドミニアムが立ち並んでいます。その真ん中に「ブラック・ロック」はあります。

「ブラック・ロック」は英語名で言う名前で地元ハワイでは「プウケカア」と呼ばれているそうです。

ブラック・ロックは海に突き出すような形で20メートルの大岩になっています。のどかな雰囲気を出しているこの場所では昼間たくさんの人で賑わう様子も見せていますが、夜は夕日と岩のシルエットが重なり荘厳な感じをも見せていて、地元の人達にはかなり敬意を持って接してもらっている岩みたいです。この時の岩のシルエットが真っ黒く浮き上がるのがブラック・ロックと言われるのかもしれませんね。

burakrock2.gif元々ブラック・ロックがあった辺りは古代のハワイアン神殿があったスピリチュアルな場所だったそうです。昔の考えでは人は死んだら魂が飛び立つと言われていて、聖地と言われたこの場所から飛び立った魂は先祖の元へ行くと言い、先祖がいない魂はどこにも行く場所が無く、魂がさ迷っていると言われていたようです。

また、この岩から海へダイブして意気消沈していた部下へ勇気を付けた勇敢者も昔いたと言われていて、勇気が沸き出すエネルギーを得ることが出来るかもしれません。

そんな雄大な感じやスピリチュアルな感じがするブラック・ロックに是非訪れてみてはいかがでしょうか。




posted by 世界遺産 世界博物館 記録の細道 at 07:18 | Comment(0) | ・ブラック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アイト・ベン・ハドゥ

アイト・ベン・ハドゥ
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モロッコには、2007年10月現在、8か所がユネスコの世界遺産条約によって世界遺産として指定されています。
モロッコの世界遺産の特徴は、何かひとつの建物というのではなく、人びとが生活を続ける街そのものが世界遺産指定をされているということです。
ファズ・エル・バリの世界最大のメディナ(旧市街)の町並み、マラケッシュのメディナ、古都メクネス、ヴォルビリス、ティトゥアンのメディナ、エッサウッィラのメディナ、アル・ジャディーダのポリトガル都市、そしてベルベル人たちのカスパであるアイト・ベン・ハドゥです。

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アイト・ベン・ハドゥ
7世紀にアラブ人による支配をのがれたベルベル人は、アトラス山脈を越えて、オアシスにカスバを築きました。カスバというのは、城砦です。
アイト・ベン・ハドゥというのは、現在「カスバ街道」と呼ばれるエリアで、ワルザザード近郊西に33キロメートルに位置します。カスバ化した村「クサル」の典型的な例といえるでしょう。
映画の『アラビアのロレンス』や『シェルタリング・スカイ』で実際にロケ地となったのが、このアイト・ベン・ハドゥです。

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日干し煉瓦の乾燥した、埃のけむる光景は、殺伐とし、人を寄せ付けない厳しさと迫力を見せています。特別な歴史があるわけではありません。むしろ、人の手であれこれと加工されていない、不思議な、現実離れした空間の広がりこそがここのここたるゆえんかもしれません。

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しかしそれでも人は住みます。小川のほとりの丘の斜面を利用して建てられた「村」には、巨大な門が構え、高い城壁が張り巡らされています。
それでもここには現在もベルベル人の家族が5〜6家族住んでいます。
カスバ街道には、他にも幾つか同様の村が存在しますが、ここアイト・ベン・ハドゥの保存状態は格段に良いといえるでしょう。
来るものは拒む!まさにそう言っているかのようです。
ここはやはり、難攻不落の要塞なのです。


posted by 世界遺産 世界博物館 記録の細道 at 07:57 | Comment(0) | 世界遺産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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